生後一か月半の野良猫の子猫を保護した話 子猫と暮らして一週間②

今回のお話はある意味ホラー。

猫を飼ったことがない人間がとんでもないやらかしをしてしまい絶望するお話です。

ちなみにハッピーエンドのためご安心ください。

 

野良猫だったおにゃんこもようやく警戒心を解き、母猫もあきらめたのか全く来なくなり(早)、お風呂に入ってふわふわになり

無事にわんわんとのご対面も済ませ

 

ふう
ふう

ちなみに我が家の犬は超絶箱入りで一歩も外に出ず、私以外には懐いていません。

からの表情じわる

もうほんとに幸せしかなかったあの日。

我が家に地獄が訪れました。

野良猫の子猫保護四日目 家の中で行方不明

まあタイトル通りなんですけど。

 

その日の朝、仕事が休みだったので、今日から一日おにゃんこをケージから出して遊ぶぞと張り切っていた私。

前日、例によってブロ友さんたちにそろそろ猫をケージから出すので、いろいろアドバイスくださいって頼んで、さんざん言われたんですよ。

猫は逃げるぞと。

 

戸突撃するドア開ける脱走するだから鈴必須

さんざん教えてもらってたのに、やらかしました。

 

荒れ果てた部屋の中を、おそらく隅々まで徘徊ちがう探検するであろうおにゃんこのために、汚片付け。

その時娘もいたので、二人で監視しつつおにゃんこはケージの外へ。

その時はおとなしくわんわんのケージに入り込み、わんわんのご飯を狙っていましたあかんぞ。

 

そのほほえましい(くはないわんわんからすると)光景を見ながら、私は隅々まできれいにしようと、ダイソンの掃除機を思いっきりスタートさせましたおにゃんこの至近距離で。

 

秒で逃げたそしてその後おにゃんこがいなくなった。

 

これが地獄の始まりでした。

ふう
ふう
先に言いますとこの後無事に発見しますご心配なく
むすめ
むすめ
オチが早いね♡

猫ちゃん自動給餌器はカリカリマシーン


朝早くからご飯をねだるかわいこちゃんにもおすすめ

家の中をくまなく探すが子猫がいない

おにゃんこがいないと気付いてからの騒動はもう思い出したくもありませんので割愛しますが、そりゃもう探しました。

 

おにゃんこがリビングと続きの和室以外は出られないように、廊下へのドアはもちろん、窓も全て閉めています。

でも、二時間探しても見つからない。これ以上ないくらい探しても見つからない。

 

その時にふと気づいたのが、台所の小窓が開いていたこと

もちのろんで網戸にしていますが、もしかしたらそこから無理やり体をねじ込んで逃げたのかもしれない、というかそれしかない。

 

絶望しました。

 

あんなに可愛かったおにゃんこを逃がしてしまった。

自己嫌悪どころの話ではありません。

おいおい泣きながら家中捜索してもいない。呼んでも返事がない。

子猫の鳴き声動画に反応していつも鳴き返すのに、それもない。

つまりはもう家の中にいない。

実はおったんやけども。

むすめ
むすめ
オチ!!

 

そうなるとすることはひとつ。

逃げた子猫を探すのみ!!




猫が外に逃げた 探し方を探す

「猫が外に逃げた」

「逃げた猫の探し方」

「逃げた猫が帰ってくる方法」

「逃げた猫に帰ってきてほしい」

「逃げた猫が帰ってくるおまじない」

 

その日の私の検索ワードはこのあたりで埋まっていました後半にいくにつけ必死さがマシマシですね。

 

検索した様々な意見を要約しますと

・逃げた猫は家からだいたい200メートル以内にいる

・三日以内に見つけないとなかなか見つかりにくい

・家の周りにエサと、本人(本猫?)のトイレのにおいの付いた砂をまいておくと帰ってくる

・昼間より夕方や明け方の方が活動的になるので帰ってきやすい

・外に出ている猫は帰ってくる可能性があるが、全くの家猫はほぼ100%自分では帰れない

・おまじないはいろいろある(雑)

こんな感じ。

 

ということで、まずはひっきりなしに屋外を探しに行きました。

その時に母猫と黒子猫を見たんだけど、うちの子はいなくて、それもまた絶望。

ふう
ふう
お母さんとこにも帰ってないのか…
むすめ
むすめ
家の中おるからね

 

ちなみにエサをもってうろうろしていたので、黒子猫にエサをやって捕まえようと思ったけど、全然近寄ってきませんでした。

ブラックリスト載ってたんでしょうね我が家が。

 

で、飼ってまだ4日目だし家猫というほどではないけど、きっとご飯を食べさせてくれることは覚えているし、いい思い出だってあるだろうしって思いたいし

絶対帰ってくる!!

信じて家中の窓(しかもリビングは一面が掃き出し窓)開けっぱなしにしてましたこっわ家の中いたのに!!

ふう
ふう
今思うとさぶいぼですね
むすめ
むすめ
さぶいぼ=鳥肌の意

 

あとは家の周りにエサをまきトイレ砂をまき、30分おきに捜索に出て、いよいよおにゃんこが活動的になる夕方を迎えました。

 

一日中探して見つからなかったので、私達は夕方に賭けていた。

その日は夕方から豪雨の予報だったのです。

絶対に夕方になったらお腹を空かせて帰ってくる!!

そう信じて、おにゃんこ行方不明から12時間

おにゃんこのかすかな鳴き声が聞こえました!!

FINEPET’Sキャットフード


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子猫が半日隠れていた場所

ふう
ふう
( ゚Д゚)
むすめ
むすめ
( ゚Д゚)
息子
息子
( ゚Д゚)←やっと帰ってきた騒動を知らない男

おにゃんこの声や!!!

叫んだのはそれまで二日友達んちで遊びほうけて帰ってこず、全然騒動を知らない男。

つまりそんな男でも声を覚えるほど、もうすっかりおにゃんこは家族の一員だったのです(強引か)

 

帰ってきた!!

そう思って家の周りを探しまくります。

でもいない。

でも声がする。

しかもどんどん鳴き声が大きくなってくる。

この時息子が言いました。

息子
息子
なあ、おにゃんこ家の中におるんちゃう?

 

バカ言ってんじゃないよ!!!

 

ふう
ふう
あんたは知らんと思うけど私ら朝二時間家中探したんやでそれはそれはもう食器棚の中から何から全て見たんやでその上で家の中おらんかったんやでその苦労知らんとおm…
むすめ
むすめ
おったーーーーーー!!!

 

見つかりました家の中から。

ここ!!

壁にべったり引っ付けてた食器棚の裏側の下部分に、5センチほどの隙間があったんです。

そこに入り込んでた。

そしておそらくその後私ら家族が大騒ぎで探しまくっていたので怯えて出なくなり

そのまま半日そこで寝ていたのね!!

 

その後奇跡の再会に号泣するBBA

さほど泣かない娘

もっとちゃんと探したらよかったのに~ってのんきに言うてマジでしばかれた息子

そして12時間離れてただけなのにすっかりリセットされてまた「シャーー!!」言い出したおにゃんこ

 

こうして地獄の一日はハッピーエンドを迎えたのでした。

子猫に鈴を作る

この一件で、やはり子猫には鈴が必要と痛感。

音がうるさいのでストレスになるとは言いますが、もはやそんなこと言ってられない。

 

ケージから出すときだけ首輪をつけることにしました。

まだものすごく小さいので、これまたアドバイスもらって手作り。

百均の鈴とマジックテープのケーブルバンド。

作成したやつは出来がひどすぎて割愛します。←

むすめ
むすめ
がんばったのに

これ、サイズも調整できるし、鈴付けるだけなのでおすすめですよ。

 

そしてついでにいうなら

おにゃんこ逃げたんはケージが狭くてストレスやからや

言うた人間がいて配偶者だけど

私が丹精込めて作ったケージは二階用に格下げされ

豪邸買ってきましたわさすがか。

豪邸買ったけど結局この中に入れてる小さい段ボールの中で寝てるし遊びたくなったら出すし豪邸の意味←

 

ケージから出すときは人間は二人以上、全ての窓を閉めて行うという鉄則の元、無事におにゃんこライフが再開されました。




子猫を保護して一週間後

そして一週間。

とても懐いてる様子はありませんが

ふう
ふう

ていうか猫飼うの初めてだからよくわからないけど

呼んでも来ないのね

そこがまたいいんだけどね

 

警戒心は完全になくなり

よく食べよく遊びよく寝てよく可愛がられ、すくすく育っています。

たまに外に出ようとして窓に飛びついて激突してるので、まだまだ油断は禁物ですが、はじめはどうなるかと思った無駄鳴きは全くなくなりました。

むしろ五日目くらいからほとんど声聞いてません。

 

あと、夜行性って聞いてたから夜遊ぶのかなと思ってましたが、今んとこ子供が夏休みで昼間しこたま遊ばれてるせいか、夜中そう暴れることはありません。

ただ、5時ごろに私が起きたら外に出たそうにしているので、そこでひと暴れさせるべき出しています。

 

ということで、野良猫の子猫を保護して一週間しかも猫を飼ったことがなかった私の感想ですが

・猫と犬だと猫の方がトイレのしつけは簡単

・懐くのはというか飼い主の言うことを聞くようになるのは犬の方が早い

・今現在猫は全然鳴かない(たまに小さい声で鳴く程度)

・動きが速すぎてビビる

・何でもかんでも飛びつくのでビビる

・信じられない隙間に入り込むのでビビる

・猫じゃらしにほんとにじゃれるというかじゃれずにいられない

・排泄物の臭さは犬や人間の比ではない

・それを気にしてか念入りに砂に埋めるので掃除しにくい

でも超絶可愛い!!!

神様私におにゃんこをありがとうございます。

ふう
ふう
以上、野良猫の子猫を保護したお話でした~