皆さま。
お子さまを読書好きにしたいですか?
したいですよねそうですよね。
わかります。
皆さまそうおっしゃいます。
私はかつて、超絶読書好きな子どもでした。
尋常じゃない読書好きでした。
病的でした多分病気やったと思う。
どれくらい本を読んでたかというと、平均して月に100冊は読んでました。
年じゃないです。月です。
正確にはそんなに新しい本ばっかりないから、同じ本を何度も読んでましたけど、だいたい平日3冊、休日は倍の6冊として、100冊越えますね。
子育て論は数あれど、古今東西、「子どもに本を読ませるべき」というご意見は是最強。
むしろ子どもに本読ませないとかナニゴトくらいの最強説です。
それについて、過去に「本好きな子ども」をやっていた私からの、様々な経験談を語らせていただきたい。
この記事は、私がどうしてここまで本好きになったかの理由と、親御さんが子どもに本を読んでほしい理由ナンバーワン
「本を読む子は頭が良くなる」
が本当かということ、本にまみれて育った私がどんな大人になったかの史実です。
これを読んだ後、まだお子さまを本好きな子にしたいと思うかどうかはあなた次第。
でははりきってどうぞ。
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目次(クリックするとその項目に飛びます)
私が本をたくさん読む子供になった理由
私がここまで本を鬼読みするようになった理由は大きくふたつ。いやみっつかも。
ひとつは間違いなくこれ。
家の近くに図書館があった
これに尽きます。
ていうか図書館なかったら、月100冊も本読めない。
そういう意味では図書館はすごい。
初めて図書館いったときの感動は、今でもはっきり覚えてます。
小学校に入る前、近所の子に連れられて、その時は小さな図書館の分室に行ったんですよ。
そこで出会った本の山。
世の中にこんなにたくさんの本があるのかという感動。
でもここは週に3日だけ開く分室だったし、未就学児はそもそも一人で外出しないですしね。
そうこうしているうちに、家から自転車で5分のところに大きめの図書館ができたんです。
ここの図書館が私の人生変えましたね。
蔵書の半分は読んだと思う。
最大6冊借りられたので、だいたい1日おきに通ってたかな。土日は両方。
年末年始の休みとかつらすぎました。
私は実用本は大人になるまで好きじゃなかったので、当時読んでたのはほぼ100%小説。
しかも、好きな作家以外は読まない。
文章下手な本とかは1ページでやめます、それができるのが図書館の本の魅力。
でもこうなると読む本がなくなってくるわけで、そうすると仕方なく何度も同じ本借りるんですよね。
そんな中で新刊が出たときの喜びときたら!!
今でも図書館大好きですが、好きな作家の読んだことのない本見つけたら、血圧爆上げで大はしゃぎします。
読書以外にすることがなかった
これだ。
黒歴史だ。
私はずいぶん長い間、趣味が読書であることを隠してきました。履歴書にも書いたことがない。
「本好きなん?」
と聞かれたら
「そうでもないよ」
と答えたし、友達のいる前では本は読まなかった。
それはずばり、本ばかり読んでいる自分が恥ずかしかったから。
今でいうたら陰キャ言うんですかね、そんなこともなかったんだと思うけど、そう友達と遊ぶタイプではなかったです。
そして体も弱くて、運動制限のある時期もあったり。
さらにいうなら家が極貧で、どこか連れて行ってもらうとか、おもちゃ買ってもらうとかもなかった。
本読むしかなかったんやわ。
だいたい世間が想像する「趣味読書☆」の域、はるか越えてましたからね。
病やから。深刻な病やったから。
母親が読書好きだった
これねえ…。
みっつめといえばみっつめなんですけど。
よく言うじゃないですか、親が本好きなら子どもも本好きになるって。
全然関係ないですよ←
確かにうちは母親が本好きだったから、いつも読む本があって私は読書好きになった。
でも1個上の兄が本読んでるところは見たことないです。
そして私も子どもが二人いて、二人ともそれは小さい時から図書館に連れて行って本を選ばせたし、いつも私の読書する姿を見てましたけど
娘はたまに本読んでるかな。
マリーアントワネットばっかり読んでる。
息子は漫画オンリー。
まあ読むなら漫画でもなんでもいいんだけど、そう読んでないですね。
そんなもんすわ。
ちなみに私は単なる病だったので、家に転がってた母親の本もむさぼるように読んでましたけど、当時母親がはまっていた宗教の本とか←
奇病の本とか←
がん闘病記とか←
そんなんばっかりやったから、止めなかった母親もどうかしてると思う。
そもそも、私子どもが月に100冊本読んでたら怖くて止めるわ。
本をたくさん読む子ども 学校の成績はどうだったか
一番はここですよね。
一番気になるのはここですよね。
頭が良くなるから本読ませたいんでしょ子どもに。
結論言いますと、いわゆる学校の成績は普通よりちょっと上くらいでした。
偏差値54とか55とかやった気がします。
上がるわけないんですよ成績。
だって勉強する暇あったら本読みたい、これが真の活字中毒。
ただ、国語の成績は良かったですね、うん。とても良かった。
あと、文章書くのはむちゃくちゃうまかった。
文章読むのが苦にならないから、読解力はあるんですよ。
で、知識も無駄に豊富にあるから、意外と理科とか社会もいける。
数学は死んでましたね。
英語も死んでた。
ただ、成績という意味ではたいしたことなかったけど、とにかくこんだけ本読んでりゃ、そりゃもう知識や語彙力は豊富になります。
年相応をはるかに超えます。
可愛げもなくなり、小学校の時は担任に嫌われる子でした。
口も達者でしたしね。
そういう意味では、頭は良くなるんじゃないかな。
ただ、人生イージーモードになるかどうかは何とも言えないですわ。
ちなみに大学は小論文の推薦入試で合格しました。
読書好きが大人になって役に立ったこと
そして時は流れ、病的な本好きも大人になります。
実際に高校に入ると忙しくなったので、さすがに月100冊は無理になりましたが、週末は必ず図書館に通っていました。
そしてその本を一週間かけて読む。
んじゃなくて、そんなもん2日くらいで終わるから、同じ本何回も読む。
病気ですね。知ってる。
これ、携帯をスマホに変えて、ブログにはまるまではずっとでした。
スマホになってからは本から離れて、ブログ書いたり読んだりにはまってたんです。
もともとエッセイが好きなので、人のブログ読むのはとても面白くて。
あとは電子書籍。
図書館行かなくなってすごく時間にゆとりができたし、いつでも読むものあるし、それはそれでよかったんですけど、2020年はまた紙媒体で本読もうかなと思ってます。
廃人なります(宣言)。
いえもうなってます(結論)。
で、話戻して、病的に本を読んで大きくなった人間が、大人になってどうなったかという話。
書類を書くのが苦にならない
これほんとそう。
私現職ケアマネージャーなんですけど、とにかく書類が多いし文章も書くこと多いんです。
ケアプラン支援経過理由書モニタリングアセスメントに担当者会議。
書いて書いて書きまくるのです。
それが全く苦にならない。そしてうまい。
介護職の現場時代も、ケース記録とか書くのむっちゃ得意だったので、重宝されました。
文章書くのうまいと賢そうに見えるという特典もある。
漢字と言葉の意味をよく知っている
本読みますから漢字はものすごく読めます。
書けなくても読める。
読めない漢字はほとんどないと思う。
言葉の意味も同様。よく知ってる。
これが子ども時代はほんと周りにイライラする原因になってた。
なんでこんな言葉も知らんのやと。
本好きだとそういう子になります(ウソです個人差あります)。
もちろんこのふたつは、大人になって働いてからは得しかないです。
なんでこんな言葉知らんのやとか、大人なったら言いませんから。
ただ、物知りかどうかはどうかはまた別の話。
本しか読んでないから、意外と一般常識知らないですし(ウソです個人差あります)。
仕事につながった
文章書くのが苦にならないの延長なんですけど、ライティングの仕事がきたり、こうやってブログ書いたり。
仕事というか副業につながってます。
文章書くの好きな人わかると思うんですけど、同じ内容で文字数変えるの、そう難しくないんですよね。
無駄に言葉とか慣用句とか知ってますから。
だから、記事依頼で3000字が来ても5000字が来ても、書き上げることができる。
これは副業し出して気が付いた自分の才能です。
ブログも、よく毎日書くねって言われることあるんですけど、全然平気。
気持ち悪がられるから一日ふた記事までにしてるだけで、本気出したらもっと書ける。
でも気持ち悪いから書かない。
自分の子どもを読書好きにしたいかどうか
さてここまでで、私が読書好きな子どもであったことはわかってもらえたかと思います。
ここまで病的に好きな子にはなっていらん、わかります。
でも、ゲーム依存スマホ依存があるんだから、本依存もあるんですよ。
あなたのお子さんが程よい本好きでとどまる保証など、どこにもないのです。
それだけ本は魅力的なものですから(キッパリ)。
今は情報過多なので、子どもには読書だのピアノだのが良いだのなんだのかんだの言われますけど、私の子ども時代、昭和はそうではなかった。
少なくとも私は、本好きで褒められたことは一度もない。
いつも本読んでてえらいねなんて言われたことはない。
多分周りの大人は気持ち悪がってたと思う。←
話を戻して、元・超絶本好き子どもが母親になった立場から、自分の子どもを読書家にさせたいかというと
です。
どっちでもいい。
読みたければ読めばいいし、読みたくなければ読まなくてもいい。
時間は有限なので、本を読んでいる=そのほかのことをする時間が減るわけです。
読書するかわりに子どもがゲームしてるとして、それが将来本より役立たない保証なんかないし。
うちの子は四六時中友達と遊んでますけど、私が読書と引き換えに無くしたものって、まさにそういう経験。
当時はやってたテレビとか映画とかもあんまり知らないしね。
本はいつでも読めるから、リアルタイムのことを楽しんどけばよかったかなとは思います。
が。
本が私を救ってくれたのもまた事実。私の全ては数千冊読んだ本からできている。
だから結論。どっちでもいい。
長々語りましたけど、2020年の目標は、本を100冊読むことです。
さすがにフルタイムで働いて家事育児犬猫の世話に副業までしてたら、月10冊くらいが限界なので。
読んだ本は、「大人の読書感想文」シリーズに感想を書いていくので、面白そうだなと思ったら、読んでみてくださいね!
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