昨年某月、私は一枚のはがきを受け取りました。
そこに書かれていたのは「免許更新のお知らせ」。
優良ドライバー(強調)のわたくし、5年ぶりの免許の更新が必要な時期が来たのです。

免許の更新は最寄りの警察署でもできるし、指定の運転免許試験場でもできる。
前回は警察署で手続きしました。すごく楽でした。
写真は撮って行かないといけないけど、その代わりうつりが良くなるまで撮り直せるし(←今の証明写真機すごい)、手続きをしたら後日また講習を受けに行かなくちゃいけないけど、待ち時間もない。
軍配は警察署にあります。
でも私は今回、超絶混雑覚悟で、運転免許試験場に乗り込みました。
なぜならそこには献血ルームがあるから!!
そう、献血目的で、どちゃくそ混んでいる運転試験場に赴いた私。
念願の献血と引き換えに得たのは、爆笑するほどブサイクにうつった免許証の写真と、今回の献血レポです。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
献血は体重50キロ以上の400mlが主流
献血の詳しいことについては、赤十字のホームページをご覧ください。
健康な16歳~65歳までができますよと。
でもね、意外と条件厳しいんですよねよく読むと。

これなんですけどね、16歳以上っていうのは、200ml献血なんですよねあくまでも。
体重もこんな感じ。

で、よそはどうか知らないんですけど、私が出会う献血バスとか献血ルームとかは、成分献血の設備がないところが多くて。
今回したところはどうだったんかなあ(もう忘れた)。
でも、成分献血のチェックはあったけど、私過去二回ここで献血断られてるんですよ。
というのはね、これ私の献血カードなんだけど

わかりますかね。
今回の献血と前回の献血から10年開いているのと、その内容の違いわかりますかね。
10年前最後にした献血は「200ml」、今回したのは「400ml」なんですよ。
そう!!
私が10年献血ができなかった理由はここにある!!
ある時から「200ml」という献血の枠がなくなったのです!!
私が最初にしていたのは「200ml」、これ別に私血の気多いしなんぼ取ってくれてもよかったんですけど、条件がね。
体重が軽かったから、200mlしかできなかったんですよ。
50キロ以上ないと400mlはできない。
なかってんあの頃。
これめっちゃ覚えてるわあ、断られた時の一回目ね
て元気にいったらね、すごい申し訳なさそうに
「ごめんなさい、今もう200mlはお願いしていないんです。
需要がなくて破棄することが多くて」
言われてん!!
捨てられててん血!blood!血液!
いや別に取られた血が捨てられようが何しようが別にいいんだけど(←)、向こうはいらんもん保管しとくの大変やもんね。
ナマモノやしね。
で、その時も成分献血はここではしてないって言われてできず。
そして断られた二回目は三年くらい前か、もう49キロくらいまで体重が増えてたから
思って行ったら即バレて体重計乗せられて帰らされた。←
そのくらいいいじゃないかと思うんですけど、今回もものすごく体重は聞かれたので、ルールは絶対なんでしょうね。
キッパリ言うたけどね
50キロ余裕で越えてますって。
だから今回50キロを(余裕で)越えたお祝い(ではないやろ痩せろ)に、どうしても献血行きたかったのでした。
献血ルームに入って献血をするまで
今回はルームに行きましたけど、献血車の場合も同じ。
すっごい歓待されます!!
神のように扱われる。ほんとに。
これね、私も過去二回お引き取り願われてるし、今回も問診とかで引っかかって帰ってる人けど、それでもすごい歓待してくれますよ。
来てくれる気持ちがうれしいねんて。
だから、ジュース飲んで帰ってね!とか言われる。
確かに献血って街頭でもすごく声かけててスルーされるし、今回も試験場ものすごい人だったのに、献血ルームは4人くらいしかいませんでした。
もちろん各々事情はあるし、注射怖い人もいるだろうし(私全然平気)(針先ガン見する)、無理強いするものではありません。
でも、たまに聞く
の人ね。
今日は濃いかもしれんやん?
興味があるなら、無理かどうかは向こうの人が判断してくれるので、一度行くのもありかなあと思います。
献血前 受付での質問
まずは献血カードがあればそれを出し、なければ登録から。
そしていくつかの質問に答えます。
内容はこちら。
検査結果を受け取りますか?とか、エイズ関連の質問もありました。
私は体重を執拗に尋ねられたけど、現在の体重は手元のパッドに打ち込むようになってました。
デリケートな問題に対する配慮はきちんとされています。
問診、血圧、体温測定
これ、体温昔はなかったような気がする。
おでこにで一瞬で熱測れるやつ初めてで感動した。←
あと、腕がだるくならないかどうかを確かめるために、30秒ほど両手を挙げて肩に付けて待たされました。
私はスルーしたけど、ここで内服薬の詳細がわからずに断られている人がいましたね。
3日以内に薬を飲んだかどうかの項目はあるんだけど、内容によっては献血できるようでした。
ヘモグロビン濃度測定、血液型確認
ここで多分脱落者が多くあらわれるんでしょう。
が、私の血の気の多さを舐めてはいけない。
私この手の検査、めっちゃ自信あるんです。
まずは両腕をめくって、献血する方、採血する方を選びます。
私の自慢の血管を見た看護師さん
「わー!!めっちゃいい血管してるねえ!!」
頂きました。
お好きな方選んでくださいと上から指示し、献血を左、採血を右に決定。
イソジンでかぶれないかを確認されました。
で、採血してヘモグロビン濃度調べて
「ものすご濃くて良い」
言われて褒められる42歳ここにあり。
とにかくみんな褒め上手で優しいのです。
呼べれるまでに少なくとも一杯は飲み物飲んでねと言われて、無料の自販機でお茶を入れましたが、飲んでる最中呼ばれたので持って入りました。
いざ献血です。
献血にかかる時間やその様子
歯医者の椅子のようなリクライニングの採血ベッドにて、座っていざ採血。
ものすご丁寧に声掛けしてくれるので、注射逃げてな人でも安心ではなかろうか。
逆に私は全く平気なので
でした。

あの握ってる赤いのは、最初血管取るときに握った後も
「途中で血の出が悪くなったら握ってもらいますから、持っておいてください」
言われたクッション。
私は全然出まくっていたので、出番なし。持ってるだけ。
同じ理由で駆血帯(血管取るときに腕に巻いてギュってするゴム)もつけたままでしたけど、別にきつくなかったです。
針も太いんだろうけど別にそこまで痛くない。
そして、気分が悪くなった時の指示や、採血しながらするとよい運動の紙を渡され、だいたい15分くらいだったかな、かかりました。
リクライニングなので途中でお茶を飲もうとして胸元にひっそりとこぼしたのと(袖口で慌ててふいた子どもか)、次はそうなるまいと思って体起こしてお茶飲んで
「針が曲がるので寝ててくださいね」
言われたほかはたいそう平和。
なんとなく、頭ふらつくような気がしたんだけど、終わってからの血圧測定、全く持って異常ありませんでした。気のせいでしたね(てへ)。
献血が終わってからは休憩
そして終わってからは、二杯は飲み物飲んで休憩して帰るように言われたので、そこにあるクッキーを食べながらお茶と水を飲みました。
いわゆる普通の紙コップの自販機なので、ジュースとかコーヒーとかもたくさんありましたよ。

今日はたくさん水分を飲んでくださいというのと、激しい運動や重いものは持たないでとのことでした。
体調が悪くなればすぐにお知らせ下さいのビラがあちこちにあったので、しんどくなる人がいるのかなあと思いながらお菓子食べてました。
そしてお土産をもらう。

チョコはキャンペーンでいただいて、他のは皆さんもらいます。
帰ったらしっかり読んでくださいねと一緒に渡された紙は、再度の確認。
半年以内に新しい相手と性交渉したかとか、AIDSの件とか。
心当たりがあれば必ず今日中に連絡をください。
明日には患者さんに輸血をしてしまいます。
この一文は刺さりますよね。
薬害エイズ事件とかありましたもんね。
10年ぶりの献血まとめ
ということで、献血レポを書いてきたわけですが、いっこ後悔してること。
私車で行ってたんですけど、やめといたほうが良かったかもしれないですね。
帰りふらついたら困るし。
で、これ書いたけど、別に献血をみんなしなさいよってなことではないです。
条件が当てはまらずに献血できない人もいるし、そもそも50キロないとできないというのは、多分女性にはハードルが高い。
単に針が怖い人もいるだろうし。
でも、もし今まで献血気になってたけど、何されるかわからないしなあと思ってた方は、お暇なとき一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
めちゃくちゃ優しくおもてなししてくれます。
それだけ血液が足りていないんだと思う。
ジュース飲みたいとかマンガ読みたいとかの理由でもいいですよ。
ご興味ある方はぜひトライしてみてくださいね~!