今やもう知らない人はいないのではあるまいかという、大人気小説家、東野圭吾。
私は昔から大好きで、多分ほぼすべての本をコンプリートしています。
でもこの本はお初で読みました。
の、感想文です。
一軒のゴミ屋敷が家事になり、焼け跡から二人の遺体が発見された。
一人はその家の住人の高齢女性、もう一人は遠く離れた場所で、3年前に行方不明となった歌手志望の19歳女性。
被疑者は高齢女性の息子、蓮沼。この人物は19年前にも少女を殺害した疑いを持たれたが、証拠不十分、完全黙秘で無罪となった男。
今回の事件も証拠がつかめず捜査が難航していたが、ある日蓮沼の死体が見つかる。
その事件の解決に向け、天才物理学者の湯川ことガリレオが動き出す
目次(クリックするとその項目に飛びます)
『沈黙のパレード』 本の説明
私は今回は図書館でハードカバーを借りました。
全440ページの書下ろし作品です。

キットカットは気にしないでほしい。
定価は1700円+税でした。
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『沈黙のパレード』 内容以外の感想
東野圭吾といえば、繰り返しますが、押しも押されもせぬ超人気作家。
このガリレオシリーズのような本格推理小説から、もっとふざけた推理小説、『名探偵の掟』
そうかと思えばただただ感動的な作品とか、もうほんと天才。
もうホント好き!!
全作紹介したいくらい好き!!
東野圭吾大阪人なんですよさすがですよね(同郷自慢)。
で、数少ないエッセイも私もちろん読んでるんですけど、めっちゃおもろいです。
おもろいおもろいしつこいですけど、ほんと面白いので仕方がない。
本当はもっとエッセイも書いてほしいなあと思ってます。
ちなみに私は本はあまり定価で買わないのですが、東野圭吾の本は買います。
そして何回も読みます。
文章がむちゃくちゃうまいってことはないんですけど(失礼)、とにかくこの人の本は内容が面白いし、短編集もあるので、本が苦手な人でも読めますよ。
『沈黙のパレード』 本の感想
で、実際の本の感想なんですが、こんだけ東野圭吾褒めてきてごめんなさい、私あんまりガリレオシリーズ好きじゃないんですよ。
初期のころとか短編集は好きだったんですけどね。
ガリレオは短編集の方が面白いなって改めて思いました。
これ第一作。むしろこれ読まなよくわからんのではないか(小声)。
で、今回の話なんですけど、もうね、自分の子どもが殺される事件二連発なので、胸が痛かった。
そしてこの内容はずばり復讐劇。
自分の娘を殺した蓮沼が、不起訴で出てくるわけですよ。
ほんでこいつがまあ胸糞悪い。
お前なんか生きてる資格ないわ思ったら殺されて、言い方悪いけど
ってなるし、そう思わせるのがこの作者はむっちゃうまいですね。
で、その蓮沼殺害の全容を解明すべく、草薙と内海が湯川に捜査依頼するんですけど
と。
人情味があふれてましたどうしたんやそんな子ちゃうかったのに。
東野圭吾と伊坂幸太郎はとにかく伏線が多いんで、真面目に読むと疲れますけど(読めよ)、その辺ほったらかして人情的な部分だけで読んでも十分楽しめます。
もしあなたが理数系なら、もちろんこのあたりのトリック解明は面白くて仕方ないでしょう。
私はヘリウムガスが出てきた段階で
考えるのを放棄しました。←
で、推理小説なので完全にネタバレするのはさすがにやめますが、後半ね。
ほんとの最後の部分。
なんかよくわからんかった。
なにこれって。
結局なんなんって。
私的には最後の部分はない方が良かったかなあ。
あとはまあ、ガリレオシリーズ好きな人はそりゃたまらんわけなんですけど、そうじゃない人とか初めて読んだ人とかね。
なんでこんな一介の物理学者に捜査の相談するんやってなりませんかね。
ならんか。
金田一少年とかコナン君に比べたらならんか。
とりあえずこの本に関するあくまでも私の感想なんですけど
★★★☆☆
でした。
中盤まで本当に面白かったのに残念ですが、ラストが
すぎて。
それまでのめりこんでたから余計かな。
読後感が良くなかったです私の意見ですけど。
でも前半は本当におもしろいですよ。
勉強にもなったし。
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今回いっぱい紹介しすぎたので、電子書籍の方がいいかも☆