さてさて長らくシリーズ化してきた口唇口蓋裂シリーズも、ようやくリアルタイムに追いつきました。
現在息子は中学3年生14歳、受験勉強真っ最中です(一応)。
口唇口蓋裂のための手術は実に7回行いました。
18歳まで続くと言われた治療、いろいろあったけど気が付けば14年経ちました。
もう治療は後半に近づいています(多分)。
口唇口蓋裂シリーズの続きです
1年前にした、骨移植の再手術の結果はどうなったのか。
そして高校生以降の治療はどうなるのか。
まさにリアルタイムのナウでヤングなお話です。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
二回目の腸骨移植手術から一年 手術は成功したのか
12月某日。
私と息子は、病院の待合室にて待ち合わせをしていました。
そして息子はお母さんに怒られていました。
その日は朝イチに矯正科、午後から外科の予約が入っていたので、長時間病院で待つのはまっぴらなお母さんは、
お母さん昼から車で行くし
息子に命じました。
矯正科はいつも息子一人で受診していますが、外科はそうもいかないのです(・д・)チッ
するとこうなる。
その日の愛あるLINE↑
10:41に矯正科が終わったその足で外科にカルテを出したのであれば、今日は待ち時間は少なくてすむだろう。
だいたいいつも予約時間など都市伝説、結局はカルテを出したときにもらう受付番号で順番が決まるんだから。
今日は余裕だわいと思ってお母さん13:45頃到着。
病院待合室で、カルテを抱えたままゲームにいそしむクソ坊主を発見しました。
そして冒頭の説教につながる。←
その後息子はCTに行き、さんざん待たされて順番が回ってきました。
1年前の再手術の結果がわかる非常に重要な日。
息子の順番は信じられないくらい飛ばされていきました。
さんざん待たされ、ようやく呼ばれた診察。
画像ができるのが遅かったとのこと。
結論から言いますと、骨は順調にできていましたまだ完成していない不思議は置いといて。
イヤでもまだ骨真っ白になってねえじゃん←
今日は歯茎完成祝いをするはずだったのに、まだ出来上がりきってはいないというもやり具合はあったけど、この先大きな歯周病等にならなければきちんと完成するはずらしいです。
が。
また問題起きるさすが息子。
乳歯が抜けず永久歯が出てこない14歳
骨移植をして一年も経とうものなら、骨できましたねひゃっほいと言わんばかりに永久歯がじゃか生えてくる。
らしいのに生えてない。
全然生えてない。
ちなみにいうなら息子の上の乳歯は、以前の手術の時に必要にかられて無理に抜いた以外、ほとんど抜けていない。
あとひそかにばれてないけど、下の歯も乳歯残りまくっています。
何度かレントゲンを撮り、数本永久歯がないことは確認されていますが、その他はあるはず。
ちなみに永久歯がないとどうなるんですかの質問は
らしいです。
うまくいけば40歳くらいまで持つみたい。知らんけど。
ではなぜ永久歯があるはずで、歯茎に骨ができたのに乳歯が抜けないかというと、永久歯が動いてないことが原因とのこと。
で、永久歯が生えてこないと困るのが矯正。
矯正の話は別記事にまとめていますが、14歳現在の歯並びの状況としては、実際まだまだ普通の人からは程遠いです。
反対咬合(受け口)も目立つ。
そして小学校入学前くらいから始まった(と思う←)矯正はまだまだ終わらず、むしろこれからが本番らしい。
そして私はもっと矯正には本気出してほしいと常に思っている。
しかし相手が乳歯であれば、本気出しても仕方がない。
息子がビビるから詳しく方法は聞けなかったんですが
乳歯を抜いて永久歯にボタン(てなんや)を付けて引っ張るらしいです。
そしてそれは外来で日帰りで行うとのこと。
ではそれを聞いた息子の一言をお聞きください。
一本二本のレベルではないので気持ちはわかるが、全身麻酔はあかんぞ少年。
はたしてどうなるのでしょうか。
うまく乳歯は抜けるのか抜けないのか絶対抜けないと思います。
高校以降の口蓋裂治療と最後の手術とその先
今回絶対聞かないといけないなと思っていたのが、高校生以降の治療。
次の手術はいよいよ最後の修正手術。
18歳をめどに行います。
もう14年前、生まれたときに説明された話だから今は違うかもしれないけど、この18歳の手術で本人の気になる個所をきれいにして、社会に出ましょうということらしい。
そしてその時に聞いた話では
上唇のボリュームのない部分に、下唇の内側を移植
鼻の骨は耳の軟骨を移植
らしい。
まさに自給自足。歯ぐきに移植したのも自分の腸骨だしね。
自分の細胞移植が一番いいんでしょうね。
さらにちなみに、生まれたとき説明に来てくれたものすごく真面目な先生がものすごく真面目に
言うたんが私的には14年経ってもツボで、息子に言うたんですよ。
マイコーなれるぞと。
マイコー知らんらしくてググってましたね。
ただ、その18歳の手術というのは、要は成長が止まってからってことらしくて、今現在息子はちんちくりん。
さらにほんま頼むわの年度末生まれ。
さらにさらに乳歯ばかり。
そういう場合でも18歳までに手術するんですかと聞くと、やっぱりするみたいです。
育成医療があるうちにやってしまうらしい。
保険が効くので、美容整形みたいに高くつくこともないです。
育成医療が使えないというだけです
私は、子どもに対してお金を必要以上に使う気はサラサラないし、18歳までしか育てないって決めてるし、高校卒業後の進学は、有無を言わさず奨学金を使ってバイトもさせます。
だけど、息子の口だけは、本人が納得するまで私がお金を出して治します。
それは心に誓っています。
だからちょっとほっとしたかな。
この子の成長が18歳で完成するとは思えないし、そこできちんときれいになるんだろうなとは今想像もできない。
そこで納得のいく仕上がりにならなきゃできることはひとつ。
金にモノ言わせますわ!!
あとはほんとは高校生以降も今の大学病院の矯正科に通わないといけないのか息子に聞いて来いと言うたのですが、案の定聞いてません。
今回の話の流れでは病院変えられないでしょうけどねとほほ。
せめてこの毎月通院の頻度をどないかできないものか。
その辺もまたまとめて、次の口唇口蓋裂の矯正治療編でお伝えします。