口唇口蓋裂

完全両側性唇顎口蓋裂(両側性口唇口蓋裂)の息子⑭ 矯正治療のその後

口唇口蓋裂息子シリーズのリアルタイム版です。

言語訓練の記事の続きをほったらかしであれなんですが、またしても事件が起きました。

いや、事件じゃないかもしれない。

どっちなん

事件かもしれないし事件じゃないかもしれない。

正直に言おう。

事件じゃないって!!!
思いたいんや!!!

口蓋裂治療では、いろいろ事件がありました。

腸骨移植が二回に分かれ、そしてその骨が消え再移植し、なかなか生着せず、さらにいうなら18歳で治療が終わるかどうかがわからない

神様。もうお腹いっぱいです。

しかしお母さんがお腹いっぱいだろうとなんだろうと、事態は待っちゃくれない。

今回のお話は、母の失態というか、油断もあって後悔している部分が大きいので、同じような方

そうそうおらんと思いますけど

はぜひ参考にしていただきたいと思います。

半分(以上)愚痴です。←

口唇口蓋裂矯正治療コロナと進学で難航 近くのクリニックに転院したい

さて、息子の矯正治療についてはこちらに書きました。

この時にいろいろなことに気づいていればよかったのだろうか(くっ!!)。
今読み返したら、いやな予感しとるやないか我。

2020年春ごろからのコロナ禍で、緊急事態宣言が出て、病院での診察や治療に制限がかかったのが高校に入ってすぐ。

結局、高校生最初の矯正科の診察は8月。
実に3月から8月まで、5カ月空きました。

これは実は病院だけが悪いんじゃない。そう

クソ坊主の治療に対する認識の甘さが!!!すべての!!!原因!!!!

ぼくですかね

ぼくでしょうね

確かにコロナ禍で病院は受け入れしてない時期もあったんですけど、それ以上に息子が矯正治療をなめてかかっており。

予約を取るのを後回しにしていたり、キャンセルになったあと

また予約の電話します

言うてしなかったり、ようやく取ったと思ったらテスト中でまた延期にしたり。

いやそれにしても病院も予約取れなさすぎたな同罪だな。

喧嘩両成敗

とにかくあれやこれやで全然矯正治療ができておらず、はっきり言ってこちらとしてはイライラしていた。

ただでさえ、外科治療が高校生の間に終わるかどうかがわからないといわれており、しかもそれは矯正治療の進捗状況で変わると言われていたんです。
それができない。治療できてない。

しかも口の形がどんどんいびつになってきている!!!

この頃成長期が思いきり遅い息子は、一気に身長が伸びていました。さらに今まで肥満だったのが痩せた。

わかりやすくいうと、中三までドラえもんだったのに、高校に入って急にのび太になった。
痩せて背が伸びて小顔にもなりました。(にくたらし)

もとが低身長の検査を受けたほど小さかったのでそりゃよかったんだけど、これが良くなかった。らしい。
これについては後述します。

とにかく、よくなかった時期に受診できなかったことで、さらに顔がいびつになっていく。

そこで出た親子の結論。

近所の歯医者に転院しましょう

そうしましょう

週に一回夕診をしている以外は午前しか診察をしておらず、なおかつ家から2時間近くかかる大学病院に、部活をしている高校生が通うのはやはり無理がある。

だからといってほっとくわけにもいかない。私はよくても(←)顔面が許可しない。

近所に虫歯治療の時に通う歯医者があるのですが、そこの先生がまあ上手なんですよ。

そしてそこに治療に行くたびに

矯正、ちゃんと歯押せてなくない?

言われると。

まあ押せてないも何もそもそも受診できてないんだけど、じゃあこの先生とこで矯正してもらえたらいいよねと。

てことで、夏ごろ全然予約が取れなかった大学病院に電話して言いました。

なかなか通院できないので転院したいんですが

一回受診して先生に相談してくれないと無理です

そらな!!やはりな!!!

しかしその予約が取れんから言うとんのな!!!

とはいえ普通の矯正とは違い(って普通の矯正でもダメでしょうけど)、口唇口蓋裂の矯正治療は保険適応なわけで。

勝手に転院もできません。

この後8月と、あと9月か10月かどっちかに一回受診したと思うんですけど、基本息子一人で行っているので

転院したいって言ってきて。
それで後日紹介状取りに行かなあかんとかやったら行くから

言うてたんですね。

ほんで帰ってきた少年に聞くじゃないですかどうやったか。

うーん、転院してもいいみたいやけど、親に電話するって言うてたわ

雑!!!

しかもこれあとで思えばウソ!!!

~後日しこたま怒られた少年はこう供述しました~

先生が言うてることようわからんかったから、適当に言いました

ハイ有罪。ハイ懲役。

息子が適当に言うてるとも知らずお母さんは病院からの電話を待ちました。

かかってきませんでした(そらな)。

そしてその次の受診も同じやり取りがあり、同じ犯罪が行われます(意味わからんからお母さんに適当にウソつく罪)。

おかしいなとは思ってたけど、この犯罪(←)のせいで、

まあ先生が転院してもいいって言ってるなら、そんなたいしたことないんやろな
年末外科に行くときに矯正科に寄って話聞くか

私ものんびりしていたのですが。

11月の矯正科の受診日、たまたま配偶者が休みだったので、いつもは遅くなるし下の子置いていけないしで学校帰りの息子一人で行かせてたけど

迎えに行ったついでに先生に転院の話して、紹介状もらってくるかな

GO TO 大学病院したのです。

そこで衝撃の事実を知る。

口蓋裂矯正治療 遅れてきた成長期で治療のめどが立たない

重い腰を上げて、久しぶりに矯正科に到着した私。

息子の順番が来て呼ばれたので(治療は一人で入ります)

お母さん来てるから、転院の話しますっていうといてよ

わかった

わかったじゃねえよ!!

今までの犯罪 (意味わからんからお母さんに適当にウソつく罪)で全然経緯わかってへんから、このあと相談室でお母さん大恥かきます。

とりあえずそんなこともつゆ知らず待っていたら、治療を終えた息子がやってきて

なんかな、下あごがなんか言うてて、ようわからんけど写真撮ってきてやって

ぼそぼそ何かを言っていた治療の直後でこんだけわかってへんかったらそら帰り道に全部忘れるわ!!!!

とにかくお母さん来てるって言うたんかいうたらそれは言うた先生話するって、と言い残し息子は写真(これも口のレントゲン行った思ったらちゃうかったわ腹立つ)室に行きまして。

主治医の先生が来て、微妙な顔で相談室に呼ばれたんです。

先生が微妙な顔をしているのは、転院したいと言われて気を悪くしてるのかなと思ったアテクシ。

ヘラヘラ笑いながら(職業柄適当に謝るのに慣れている)

すみません、なんか病院も遠いし、高校に入って部活も忙しいしコロナで予約も取りにくいので、本人が近くの歯医者に変わりたいって言ってるんですよねえ

お気づきでしょうが息子のせいにして←

とりあえず謝りつつ乗り切ろうとしたんだけど、先生の微妙な顔の理由はちがった。

先生が言いにくそうにお話してくれた内容はこちら↓

・息子が今年に入って急に成長したせいで下あごが成長し、反対咬合(受け口)が進んでいるし、この先も成長に伴って進んでいく。

・育成医療の終わる18歳までに治療を終えようとしたらもう最後の段階に入らないといけないけど、息子の成長期が遅れてきていることでまだその治療ができるかわからない。

・今本人に手首の写真(成長の度合いを予測するため。低身長の検査でも撮った)を撮影に行ってもらっているのと、中学時代の身長の推移を聞いて、最終身長を予測します。

・反対咬合を防ぐために、上に人工の歯を入れるか、下の歯を抜いて下あごを小さくするか、最悪手術するかも。

・とにかく急がないと治療は間に合わない。そして治療の難易度も高い。

結論:他の民間の歯医者で治療できるレベルではとてもないし、こんなのんきなペースでは追い付かないのでこの先は必ず毎月受診。

いいですかつまり先生の微妙な顔の理由言いますね

(こんなに状態ひどいのに近所の歯医者なんか転院できるわけないのにしかも息子にはお母さん一回呼んでって言ってたのに(これあとで激説教した)でもこちらの都合で受診できてなかったのを怒ってるかもしれないのにさあなんて言おう)

(…あのクソ坊主が!!!)

順調に治療が進んでいると思っていた私は、全く想像していなかった話に本当にびっくりしてしまって、椅子から転げ落ちるかと思いました。

マジで頭真っ白なった(白髪じゃない)。

あ、そういうことなら!転院とか!ねえ!
無理に決まってますねえ!!!
言うてたんですけどね!!無理やろってね!!

私はそう思ってたんですけど息子がねとまた息子をダシに使いましたけど、そんくらい許されるやろ。

こんなことなら、少しくらい学校休んで平日昼間に受診させればよかったんだろうか。

でも、高校にもなれば単位もあるし、職業高校なので実習は休めないし。

ていうかそもそもこれ聞いとかなあかん。

高校生の間に治療は終わりそうですか?

の、答えは外科と同じ。

どうしても終わらせようと思えば何とかなるかもしれないけど(それが下の歯を抜くとかの荒い治療になるぽい)、終わるとも終わらないとも言えない。

治療費の助成が切れるまで(高校生の間)治療をして、その後はもうやらないという選択肢はなくはない。

でも、その先治療をするなら矯正は18歳過ぎても健康保険は適用なので、高額医療とかを使うこともできる。

手術なんかの高額な治療はできるだけ医療費助成がある間にやってしまいます、と。

実は本当にショックだったのであんまし話覚えてなくて、もしかしたら全然違うかもしれん。←

まあでもだいたいの雰囲気でわかったこと。

高校生の間には到底終わらんな

間違いない。

その後帰りに、次回の受診の時にすべての結果を踏まえて治療方針を決めていく、と聞いたのですが、後日病院から電話があり

話し合いの結果、次の段階の治療に行くことになりました。
急ぎたいので、次の受診日までに一回口の型取りに来てもらえますか?

と連絡があったので、次回またきちんとした話を聞くんだと思います。

えらい急に急ぐんやなと思ったけど、その理由は聞きません。聞いても解決しません。無。

ちなみにその次の受診日は手術を担当する外科の診察もあり、こちらもきっといろいろなことが決まるはず。

一年前の外科の受診日は、まだ息子はドラえもんでした。

のび太になったことでこちらもどうなるのだろうか。

はっきり言って行きたくありません。←

このように前回の受診はお母さん怒りとため息と脱力で帰ってきたんですけど、一個だけ事態を解決する方法があります。

それは

今成長が止まれば即座に治療が進む。
身長止めろ

これしかねえ。

に対する息子の返答

いやや!!
オレはどんなに治療が大変になっても!!!
身長175センチめざすんや!!!!

(今163センチ)

の反抗期が!!!

以上、とにかく成長期が遅れてきたことで、今ややこしいことになっております。

進学はせず就職希望の息子。
治療が終わらなかったらどうなるんだろう。

…。

考えんとこ

では次は(行きたくないけど)、外科の受診後にお会いしましょう~。